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2019.11.01

写真提供:COCONUTS

シンガポールでイスラム国(IS)を支援するために資金を寄付した疑いで、裁判な
しでインドネシア国籍のメイド3 名が拘留された。島内で過激思想に傾倒した外国
人家政婦が逮捕された最新の事例だ。そして、ジハーディスト(聖戦を行う人)の
「暴力的イデオロギー」の訴えであると政府は述べた。

内務省によると、6 〜13年間メイドとして働いていた3名は昨年、爆撃や斬首などのネット動画をきっかけにIS を支持するようになったという。アニンディア・アフィヤンタラ氏33 歳、レトノ・ハルナヤニ氏36 歳、そして31 歳のトゥルミニ氏は過激思想に傾倒したころに知り合い、外国人連絡先のネットワークを開発し、オンライン上でIS のイデオロギーを共有した。政府によると、3 名はIS をオンライン上で積極的にサポートを促進していたという。彼女らは海外を拠点にするISやJamaah Ansharut Daulah (JAD) のテロ活動をサポートするために資金を寄付していた。

トゥルミニ氏は寄付をすることで楽園に行けることを信じていた。寄付の総額については公表されていない。彼女らは裁判なしでの拘留を許可する国内安全法により、最大2年間拘束される。

ISはまだ影響力があり、中東から帰還した兵士が東南アジアを含む他の場所でテロのネットワークを活化させる恐れがある。3 名が逮捕される以前、当局は16 名の過激思想に影響を受けた外国人家政婦を2015 年以来逮捕した。ただし、シンガポールで暴力行為を実行する計画はなかったという。彼らは捜査の後、本国へと送還された。

出典:COCONUTS