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2019.11.01

4帆柱、22帆の伝統的な索具が頭上にそびえ、360度の海の絶景が乗客を取り巻くロイヤルアルバトロス号


レストランでの食事だけでは物足りないという方におすすめしたい。クルージングディナーで大切な人と優雅な時間を過ごすのはいかがだろうか。ロマンチックな船上でのディナーは、デートや記念日のお祝いを忘れられないものにしてくれる。クルージング中はバーでドリンクを楽しんだり、潮風を感じながら3コースのディナーをいただくことができる。セントーサ島を南下し、夕日に照らされた都市の美しい景色を見渡しながら船を進めていく「サンセットディナークルーズ」。日が暮れ始めると、船は南へと舵を切り、St John’s 島、 Lazarus島へと進み、セントーサ島へと戻ってくる。また、美しくライトアップされた船に乗りながらマリーナベイサンズの素晴らしい夜景を眺める「シティーライトクルーズ」の目玉は最後に打ち上がる花火だ。クルージング後はデッキに滞在し、航海の余韻にひたることも。


12月21・22日、24日、27〜29日の間、クリスマスビュッフェディナーを開催する。ローストターキーなどの5種のメイン、クリスマスらしいログケーキを含む4種のデザートなどのクリスマスらしいメニューが登場する。家族や友人、恋人と素敵なひと時を過ごすことができる。クルージング後は船内に残り、バーやデッキでくつろぐことができる。クリスマスディナークルージング(S$195/大人、S$95/子ども)19:30〜20:30。

豊富な種類のドリンクが揃う船上のバー

窓からも海を眺めることができる

船内の豪華なグランドサロン


豊富な種類のドリンクを取り揃えているバー。 船上のバーではライブバンドの演奏を聴き、心地よい風を感じながら夕焼けや夜景を眺め、ドリンクをいただくことができる。船内のグランドサロンにもバーがあり、エアコンがついているので涼みたい人はこちらがおすすめ。シンガポールの海は穏やかで、船自体も安定しているため船酔いの心配は無く、万が一気分がすぐれなくなっても、スタッフがサポートしてくれる。

ミシガン州での使命を終えた船はシンガポールに持ち込まれ、ロイヤルアルバトロス号として生まれ変わった


シンガポール唯一のクルージング船であるロイヤルアルバトロス号は200年前と変わらない操舵方法で航海に出る。そのため経験あるスタッフしか船の運航に携わることができない。乗務員が柱に昇り手作業で帆を揚げる姿は圧巻だ。このようなモデルの船は世界で100隻弱しかないため、乗るのはとても貴重な経験。ハリウッド映画に出てきそうな豪華な帆船のデザイン・修復の監修には映画「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」などの船を手がけたジム・バリー氏が携わっている。2008年公開のバットマン映画「ザ・ダーク・ナイト」になんロイヤルアルバトロス号が登場している。


別途料金にて花束、シャンパン、ギフトカードのサービスがあり、船旅をさらに思い出深いものにすることができる。高さ21メートルの「帆柱に登る」、船長のいる操縦席で「舵を取る」などのエキサイティングな船内アクティビティも。 優先搭乗も可能で 、一足先に船内のバーでゆったりとくつろいだり、船内を散策したり、思いおもいの時間を過ごすことができる。


船はMaritime Experiential MuseumとAdventure Coven近くに停泊しており、近くのチケット売り場、またはオンラインでの予約が可能だ。照明や視聴覚システムなどの設備の整った「The Royal Albatross」ではウェディングやバースデープランもあり、さまざまな場面で貸し切ることもできる。プランはカスタマイズ可能で、企業イベントにも利用できる。