• Raffles Clinic ひと目でわかる医療
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2016.06.16

シンガポールに在住の皆様に、ぜひ知っておいていただきたい医療や健康に関するさまざまなトピックを、ラッフルズ・ジャパニーズクリニックの日本人医師が、図表やグラフなどを交えてわかりやすく解説します。

心療内科入門

 「この程度の体調不良で心療内科にかかってよいものだろうか……」と迷っている方は多いのではないでしょうか?

例えば、さらに調子を崩し「うつ症状」になったとしても9割の方はまず内科など他科を最初に受診し(図1)、その後当科を紹介されることが多いです。

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図1

また、訴えの内容も頭痛、肩凝りやだるさなど身体の症状が圧倒的な数を占めています(図2)。

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図2

実際に当院を受診されている方はもっと症状が軽く、ひと通り不調や不満を話してスッキリして帰られる方も少なくありません。そのため、受診に迷っている方やどのような診察や助言を受けられるのか興味を抱いている方のための心療内科かと思います。

また、「眠れない」とか「気分が沈みがちだ」と話すと、すぐに薬をだされてしまうのではと心配な方もいるかもしれません。しかし、今どのように過ごしているのか尋ねながら、ささいな生活の改善でよく眠れるようにならないのか、気持ちを切り替え明るい気分にできないのかを一緒に考えていくような治療を心がけています。また薬については、今困っている症状を改善しうるものがあれば、どのような種類の薬があるのか、効果、副作用と合わせ情報提供をしていきます。服薬した方がよいのかどうかは、それからゆっくりと決めて頂きます。シンガポールでの生活をより快適にするために、時には心療内科をうまく利用していただければと願っています。


今回の担当ドクター

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大見山 浩一 医師
Dr.Kouichi Omiyama

慶應義塾大学医学部卒業慶應義塾大学病院精神・神経科入局精神医学研究所付属東京武蔵野病院、神経研究所付属晴和病院勤務などを経て、2004年より東京・恵比寿にて大見山クリニック(心療内科)、2009年より大見山カウンセリングを開設。2015年4月より現職厚生労働省認定精神保健指定医日本体育協会認定スポーツドクター日本精神神経学会会員日本認知療法学会会員日本精神分析学会会員

情報提供先: ラッフルズ・ジャパニーズクリニック