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2021.04.26

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。


えぇっ!伝統的な劇がなくなってきている!?

 毎年8月になると、シンガポールでは ”Hungry Ghost Festival”と言う宗教的な行事が行われる。この行事の時、後生のお金と言う意味の “Hell notes”と言う紙を燃やしたり、お墓参りに行ったりして、先祖を敬う。“Hungry Ghost Festival” で一番知られているのは「ゲタイ」と言う劇だ。ゲタイは上演者達が元気に歌ったり、踊ったりする劇で、衣装と電気もピカピカして、結構楽しそうだ。
 昔このゲタイは人気があったが、最近人気が落ちてきたそうだ。この傾向には三つの理由があると思う。まず、言葉の問題だろう。今の若者はだいたい英語と中国語しか話せないが、ゲタイはほとんどHokkienだけで上演されている。だから、若者はあまり見ないのだ。
 次に、外国の影響だ。シンガポールは様々な外国から影響を受けている。特に、ハリウッド映画、韓国ドラマ、日本アニメなどのメディアだ。それで、古風なゲタイの上演より近代的なメディアのほうが人気があるのではないだろうか。
 最後の理由はスマートフォンやコンピューターの便利さだ。最近、スマートフォンやコンピューターは便利で、何でもできる。昔の人は暇な時、外で楽しいことを探し、ゲタイなどを見たというわけだ。しかし、現代人は家から出なくても、スマートフォンやコンピューターで楽しいことができるから、外出する目的はないのではないだろうか。
 ゲタイの人気は落ちているようだが、全然人気がないわけではない。新聞で「若者はまた上演している」と言うニュースがあった。そのニュースを読んで安心し、嬉しかった。ゲタイがシンガポールの伝統的な習慣からなくなってしまえば本当に残念で悲しい。チャンスがあれば、是非ゲタイを見てください!


ティオ・トゥルマン
初めまして、ティオ・トゥルマンと申します。専門は心理学です。趣味はクラリネットを吹くことで、13歳から習い始めました。クラシックとジャズが一番好きです!日本語を勉強することの目的と言えば、日本のポップカルチャーについて良く知りたかったからです。ゲームやアニメやマンガなどが日本語で分かるように、1年生から日本語を勉強し始めました。勉強中に日本人の友達と会ったり、日本の社会の面白さもに気がついたり、本当に楽しかったです!これからも日本語を勉強し続けるつもりです!