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2021.04.26

シンガポール国立大学(NUS)語学教育研究センター(CLS)日本語履修生が日本語で様々なトピックを綴ります。


シンガポールの美術:展覧会以外の行事、知ってる?

 海外の人々は日本のことを話す時、アニメについて話すのが一般的らしい。日本が世界中に影響を与えたアートシーンのお陰で、近年世界中の国々では夏コミのようなアーティストイベントもどんどん増えている。もちろん、シンガポールも同じだ。
 シンガポールのアートシーンは非常に小さいので、画家のためにAnime Festival Asiaを始め、毎年多くのイベントが行われ、画家はブースで缶バッジなどの商品を売る。しかし、以前行われた「コスフェス」というイベントで、画家たちが嫌がらせをうける事件が起きた。防護服を着た三人が来て、商品を壊して、画家たちに謎の液体を掛けてしまった。新聞によると、昔コスプレコミュニティーで不満を持った一人が起こした事件だったそうだ。また、最も大きなイベントとして知られる「ドウジマ」では、画家のグッズが盗まれ、ツイッターで多くの苦情が出たそうだ。このような事件を読むと、皆は最初に「セキュリティーの問題」が頭に浮かんだのではないだろうか。残念ながら、二つのイベントは六年も前にもおきたのに、同じような事件がまた発生した場合でも安全対策は全然ないようだ。
 このようなイベントで見られた悲しい事件は社会問題の現れではないだろうか。よく日本のイベントに参加している友達によると、日本のお客さんはブースの前で列を作るそうだ。人気がある画家のブースは混雑しないように、他の画家より多くの空間が与えられ、商品に触れられないようになっているらしい。必ずしも日本はそんな事件がないわけではないが、日本とシンガポールを比べれば、イベントの管理はまったく違う。
 シンガポールは毎年、アーティストイベントに行く人がますます増えている。日本のイベントから学ぶことで、画家を守るための方法を考え直さなければいけないと思う。アニメや漫画など、同じ事に興味を持っている人がお互いに尊重し合うことが必要なのではないだろうか。


セラフィナ・タン
皆さんこんにちは!セラフィナ・タンと申します。心理学専攻で、趣味は絵を描くことです。日本語を勉強し始めてからもう3年ぐらいですが、いつか絵を描きながら自然に日本語を書き入れることができるようになりたいです。そのため、今も勉強し続けています。どうぞよろしくお願いします!