• ダーツの旅
  • ライフ

2021.03.22

毎月シンガポールマップにダーツの矢を投げ、矢が刺さった場所を探索する「シンガポールダーツの旅」。知っているところもあるけれど、全く聞いたことがない地名もまだまだたくさんあり、毎度毎度、新しい発見がある旅となっている。今回訪れた場所は!?


Chinatown(チャイナタウン)

小さな国シンガポール!今回はどこに当たるかな?
今回はスペシャルゲストが登場!

今回のスタート地点はこちら! Chinatown Point(チャイナタウン・ポイント)

ドミニク・ウォングさん(左)、本誌営業こうた(右)


MRT Chinatown 駅のE出口のすぐ近くにあるショッピングモール「Chinatown Point」。訪れたのが旧正月前だったこともあり、昨年の“子年のようだ”と囁かれているキャラクターと一緒に、出発前の記念写真。

本誌「教えてドミニクさん!」でお馴染みの東京海上シンガポール生保のドミニクさんとチャイナタウンの街を散策する。
 

ショッピングモールには入らず、「見せたい所がある」というドミニクさんについて行く


Family Justice Court(ファミリー・ジャスティス・コート)

賑やかなチャイナタウンのメインエリアを抜けて、静かな奥ばった道を行くと複数の裁判所があるエリアに到着した。長年シンガポールに住んでいたが、チャイナタウンにこんなところがあったとは知らなかった。法律の勉強もしているドミニクさん。ここは離婚などの家族問題や未成年のトラブルの際にお世話になる場所だそうだ。

向かい側には「Law Society Pro Bono Services」の真新しい高層ビルが建つ。ここも法関係の建物らしく、ビルの隣には取り壊される予定であろう旧建物が残っていた。敷地内での撮影は禁止。携帯電話を手に持って歩いているだけで警備員の目が光っていた。
 

活気のあるマーケットへと向かう


People’s Park Food Centre(珍珠百貨商場)

チャイナタウンらしいマーケットへとやってきた。一階にはフルーツ屋や中華蒸しパンなどの軽食を売っている店やホーカーがあり、2階は布を販売している店が多かった。ドミニクさんの幼少期の記憶では両親とよく訪れ、布店ではオーダーメイドカーテンを仕立ててもらったんだとか。バティック柄やシルク生地、チャイナ服用など豊富な品数だ。

家具やハードウェア、オーガニック食品を販売している店もあり、バラエティ豊かな商品がそろう。奥にはシャンプーやトリートメントなどのヘアケア商品が安く買える店があり、平日の朝にもかかわらず多くの買い物客が訪れていた。※こうたは仕事のため、ここで去る。

People’s Park Food Centre 珍珠百貨商場
32 New Market Road, (S)050032

 

アヒルの首、豚の顔など、普段食べないような部位を売る店にも…「絶味」の文字!


Centreを後にし周辺を歩いていると、「絶味」と書かれた看板の軽食を販売する店を多く目にする。これがブームなのだろうか?“絶対的な美味しさ”という意味のようだが、麻辣(マーラー)の味付けをした蒸した肉や野菜のスナックを販売する店に多くこの言葉が使われていた。

少し歩き疲れたので休憩できる場所を探すことに・・・
 


Chinatown Complex(チャイナタウン・コンプレックス)

「うわっ苦!!」めちゃくちゃ苦いそうだ。何が入っているのだろうか?


店がたくさん並ぶホーカーへとやってきた。ここはシンガポールで一番店舗数が多いらしく、入り組んだ建物内に奥までぎっしりと並んでいる。

中華のハーバルティーをいただく。漢方屋などでボトルに入った冷たいドリンクを見かけたことはあるが、淹れたてのコップに注ぐタイプのものは初めて見た。我々編集部2人は無難に「洋参菊花水」(S$2)と「罗汉果菊花水」(S$1.50)を購入。勇気あるドミニクさんは出来立てのお茶をオーダーした。


頭痛、咳などの症状ごとに漢方のお茶がそろっているが、今回はクールダウンするために「涼茶」(S$2)を注文。お味は・・・?

Chinatown Complex
335 Smith Street, (S)050335

漢方茶を飲んでエネルギーチャージできたところで次の場所へ
 


Sago Lane(サゴ・レーン)
Chinatown Complexのすぐ近くの道“Sago Lane”を歩く。賑やかな観光地だが、意外な歴史がここにはある。19世紀頃にやってきた労働者の中には貧しさのあまり出身地に帰る資金がなく、この地で一生を終えるしかない者が多かった。また、狭い住居に大人数で暮らしていたため、そこで静かに息を引き取ることはできない。そのため、この付近には貧しい人達が最期を迎えるための「死の家」が多くあったという。


現在は歴史の面影はほとんどなく、光り輝く仏像が目に入った。この像のお腹を触ると「一生食べ物に困らない」というご利益があるという。像のお腹部分にはお賽銭を入れるための穴があるのだが…。時代はキャッシュレス化が進んでいることもあり、なんとQRコードを読み込んで「PayNow」で支払うこともできる画期的なものになっていた。
 


Tai Chong Kok(大中国饼家)

Glutinous rice cake with Prosperity word in Chinese, for Chinese New Year festive celebration.


1935年創業の老舗月餅やがある。ちょうど旧正月近くに訪れたこともあり、旧正月には欠かせない“Nian Gao”という甘い餅も販売しており、買いにくる客が大勢いた。そのまま食べることもできるが、揚げると美味しいとドミニクさんが教えてくれた。

Tai Chong Kok
34 Sago Street, (S)059026

 
すぐ近くに大きな寺院を発見。行ってみよう!


Buddha Tooth Relic Temple(新加坡佛牙寺龍華院)

荘厳な外観の寺院はミャンマーで発見された釈迦の歯とされるものを祀るため、2007年に建設された。煌びやかな仏像などが展示されており、仏教の歴史を伝える博物館も併設。観光客向けのツアーに組み込まれることが多く、入場料は無料!

Buddha Tooth Relic Temple
288 South Bridge Road, (S)058840

 



シンガポール最古のヒンドゥー教の寺院。高く聳え立つ装飾部分が豪華であればあるほどお布施をたくさんもらっているんだとか

Sri Mariamman Temple
244 South Bridge Road,(S)058793

 



隣にはモスクもあり、多民族国家シンガポールらしさを感じることができる

Masjid Jamae(Chulia)
218 South Bridge Road,(S)058767

 

Masjid Jamae横の通りを歩くことに。今まで見てきた街並みとは違う、モダンでおしゃれな店を発見!


The Moon(ザ・ムーン)

本屋兼カフェで、イベントスペースとしても利用可能な「The Moon」。アットホームな雰囲気の店内では女性作家や民族的マイノリティの作家、若手アーティストの作品を中心に取り扱っている。書籍以外にもトー
トバッグやタロットカード、ステーショナリー類も販売しているのでお土産にも◎

The Moon
37 Mosque Street, (S)059515
 

ドミニクさんは仕事の関係でここでお別れ。
「ありがとうございました〜!」時刻はお昼時。お腹が空いたのでお食事処を探す


Lao Dong Bei(老東北)
本格的な中国北東部の料理を提供する店。野菜炒め、肉料理、餃子、麺類、チャーハンなどバラエティに富んだ料理が楽しめる。メニューにはすべての料理写真が掲載されていて安心。オーダーシートに記入するシステムなので注文もしやすい。餃子は蒸し、焼き、揚げがそろいお勧め!

厚めの皮に包まれた焼き餃子は一押し!

スパイスが効いた串焼きは小ぶりだが珍味。牛肉がお勧め!

ニンニクたっぷりの青椒肉絲(チンジャオロース)

今回のお昼は
Stir Fried Pork with Green Pepper…S$8
Chive Pork Pot Sticker…S$7
Beef Skewer…S$1
Chicken Hearts Skewer…S$1
Mutton Skewer…S$1

まとめ
旅行ガイドブックに必ず掲載されている「チャイナタウン」だが、ドミニクさんに歴史や風習を教えてもらい、新たな発見があった。小さなエリアに様々な人たちのストーリーが詰まった歴史ある街だった。

 

過去の「ダーツの旅」はこちら
シンガポール「ダーツの旅」 レイクサイド編
シンガポール「ダーツの旅」 プンゴル編
クイーンズタウンエリア編
カルデコット駅 & アッパー・トムソン・ロード編
クランジ編
ラブラドール・パーク編
ブキ・ティマ編
ローワー・デルタ・ロード編
シンガポールの知られざる恐怖スポットをご案内「ダークの旅」
どんなところ!?シンガポール国立大学!
タンジョンパガー編~昼
タンジョンパガー編~夜
ホーランド・ビレッジ編
センバワン編
ジュー・チャット編
ウッドランズ編
ホウガン編