• シネマレビュー
  • 観光・レジャー

2021.03.02

シンガポールで公開中/近日公開予定の話題作を紹介

ディズニーの動画配信サービス Disney+ が、2月23日についにシンガポールに上陸した。「スターウォーズ」のスピンオフ作品「マンダロリアン」やマーベルの「ワンダビジョン」など、オリジナルの大傑作も充実。サブスク貧乏という言葉がちらつく・・・


『Minari』
3月11日より公開 レーティング= TBA

©Golden Village サイトより


 1980年代、韓国系移民の一家の父親ジェイコブは、農業での成功を夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に広大な土地を買い、家族と共に移住してきた。ボロボロのトレーラーハウスや手つかずの荒れた土地を前に呆然とする妻をよそに、「夢の実現を子どもたちに見せたい」と息巻くジェイコブ。しっかり者の姉と心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟は、新生活に順応していくが、祖母が合流し家族の雰囲気は一層複雑に。昨年のサンダンス映画祭で観客賞とグランプリの2冠に輝いた、「パラサイト 半地下の家族」に続く韓国映画の国際舞台での大躍進と評判の高い作品。夢を求め現実の厳しさに直面し、家族との関係に翻弄されながら道を見出していくという、シンプルだが誰もが一度は直面する試練を優しく深い眼差しで描く。


『Supernova』
2月18日より公開中 レーティング= R21

©Golden Village サイトより


 サムとタスカーは、20年以上連れ添ったカップル。ある時二人は、イギリス湖水地方に暮らす家族や友人を訪ねる。久しぶりの来訪に歓喜する彼らを前に、二人はあるつらい事実を告げなければならないのだった。「キングスマン」のコリン・ファースと「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、二人の大御所俳優が、互いへの深い思いやりと愛に包まれたカップルを好演。彼らに降りかかる残酷な現実とそこに立ち向かう二人の姿に、激しく胸を突かれる。


『Natsume Yujin-Cho』
3月4日より公開 レーティング= TBA

©Golden Village サイトより


 緑川ゆきのコミック「夏目友人帳」の劇場版第二弾。小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母が遺した「友人帳」を受け継ぎ、用心棒のニャンコ先生と共にそこに名を綴られた妖怪たちに名を返すという日々を送っていた。本作は、神格の妖怪を眠りから覚ます役を担う妖怪ミナミとの出会い描く「石起こし」と、夏目の同級生・田沼を訪ねる不思議な妖怪の話「怪しき来訪者」の二編の映画化。

 


レーティング:G=制限なし、PG=保護者の判断必要、NC16=16歳未満入場不可、M18=18歳未満入場不可、R21=成人指定、TBA=本誌編集時点でレーティング未定

Text by:小林亮子
日本の映画業界で約10年働き2006年から在星。ローカル学校に通う二人の子育てのかたわら、執筆・通訳翻訳業や、バイリンガル環境の子供たちに日本語を教える会社を経営