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2021.02.26

海外で出産・育児をするママを全面サポートする助産師さんのコラム。アメリカで母乳育児ケアを学び、母乳育児の確立、早産・多胎児を支援してきた石井助産師は、様々な悩みやトラブルを抱えるママ達の強い味方です。


赤ちゃんの場所見知り

 生後4~5カ月を過ぎると、初めての場所へ行くと場所見知りをして泣いたり、ぐずることがあります。また、行き慣れている場所やレストラン、幼稚園でも場所見知りと同じ反応が見られることがあります。その場所で経験したことを思い出し、近寄りたくない反応をします。「場所の把握」、「記憶の定着」、「場所と行動の繋がり」ができるように脳が発達してくると、慣れている場所でも泣いたり、ぐずることが出てきます。

 成長の過程ではありますが、幼稚園やよく行くお店でお子様に泣かれてしまうと大変困りますよね。今回は場所見知りの時の対応についてお伝えします。

【準備】
①予定を伝える…前日や到着前に赤ちゃんのお顔をしっかり見て、どこへ行くか、その場所は安全で、誰がいるのかを話しておきましょう。伝えている途中で、警戒している表情が見られた場合は、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみも一緒に行くと伝えることも効果的です。

②安心の雰囲気作り…お母さんがその場所でリラックスして、人と笑顔で関わっている姿を赤ちゃんに見せましょう。大人を通して、安心できる場所だとわかります。

【対処法】
①泣いている姿に焦らず「びっくりしたね。でもここは安心な場所だよ」と、不安に共感して安心できる言葉で話しかけましょう。

②抱っこして、気持ちが落ち着くまで見守りましょう。

③その場を離れて、気分転換させましょう。

 外出する度に泣いたり、ぐずりが続くと、お母さん、お父さんも外に出ることが億劫になってしまいがちですが、赤ちゃんの場所見知りは治すというより、その場所に慣れることで不思議なほど自然になくなることが多いです。その場所が大好きな場所になることもあります。

 場所見知りがあることをマイナスに捉えずに、不安な場所を安心できる場所だと、赤ちゃんが理解していくことにお付き合いしてみてください。泣き声が、可愛い笑い声になる成長が見られますよ。次回は「人見知り」についてお届けします。

 


Clinic executive
石井 磨里子 助産師

専門は母乳・周産期ケア。不妊不育専門看護のキャリアを経て、2013年からシンガポールで助産師活動を行い、東南アジア初の邦人向け母子サポート設立に携わる。シンガポールで、不安なく、楽しく、リラックスした妊娠・出産・子育てができるよう、いつでも気軽に頼られる助産師を目指している。

 

過去の記事はこちら:
第4回:オムツかぶれ
第3回:赤ちゃんのかわいいおしゃべり「クーイング」
第2回:赤ちゃんの夜泣き
第1回:ママ一人で悩まないで!

情報提供: ヘルスウェイ・ジャパニーズメディカル

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