• 駐在妻のキャリアデザイン
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2021.03.02

子育てしながらもバリバリ働いていたけど、来星してからは思うように仕事ができない。と、やきもきしていませんか?子どもの手が離れたら職場復帰したい方も必見!海外で「はたらくママ」と「これからはたらくママ」を応援するコラムです。


自分の居場 所をつくること

 前回は、3月でシンガポール生活を終えられる皆さんへのメッセージをお伝えしました。今回は、新たにシンガポールに来られた方に、ぜお伝えしたいことがあります。それは、「自分の居場所をつくること」です。渡航前のオリエンテーションでもいつもお伝えしていますが、駐在員には仕事・職場があります。お子さんたちには幼稚園や学校があります。未就園のお子さんや赤ちゃんであれば、常にお母さんお父さんがケアしてくれます。でも駐在妻であるあなたのことは、自分自身で考え、行動しない限り、誰もケアしてくれないのです!

 もちろん、焦ることはありません。まず、最初の3カ月は生活の基盤を整えることだけで十分です。でも、多くの方が、最初の慌ただしさが落ち着いた時に、「カルチャーショック期」を経験します。渡星するまでお仕事をされていた方にとっては、それまでと全く違う専業主婦生活が始まったことに、戸惑われる方も多いでしょう。自分の時間を持て余してしまったり、だからと言って「夫のお金」(本当はご家族のお金)を使うことに引け目を感じたり、自分が自分ではなくなったような感覚に陥ることもあるかもしれません。そのようなアイデンティティクライシスに陥ることも、孤独感に苛まれるのも、あなただけではありません。多くの駐在妻の方が、世界中で経験しています。

 その時にぜひ思い出していただきたいのが、居場所を作る、ということ。語学学校や習い事での仲間、お子さんつながりのママ友達などの「つながり」を感じられるところからスタートし、可能であればボランティアやコミュニティの活動など「所属感」と「貢献感」を得られるところがあると、なお良いですね。この話の続きは、次回ご紹介します。


飯沼 ミチエ さん
グローバルライフデザイン代表、2010~2013年にシンガポール滞在。約50人のボランティアメンバーとともに、世界中の駐在妻をつなぐ、海外生活情報・交流サイト「駐妻café」https://cz-cafe.com/ を運営している。ぜひメルマガに登録して、オンラインイベントやメンバー募集の情報を受け取ってくださいね!

協力:はたらくママ@シンガポール
シンガポール在住の日本人で働いているママ、いずれ働こうと考えてるママが、「学ぶ」ことができ、そして同じ思いを持つママ同士を「つなげる」場を提供しているコミュニティ。http://asia.hatamama-world.com/