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2020.07.30

プロサッカーチームの活動に留まらず、シンガポールとミャンマーでサッカースクールを運営しているアルビレックス新潟シンガポール。なんとスペインには留学プログラムがあり、サッカーを通じて世界で活躍する人材の育成を行っています。今回はバルセロナ事業部マネージャーの松田さんにお話を伺いました。


松田健汰(まつだ けんた)
1993年5月1日生まれ。奈良県出身。奈良市立一条高校、龍谷大学卒業。アルビレックス新潟バルセロナ1期生としてバルセロナへ留学。大学卒業後、株式会社アルビレックス新潟へ入社。育成普及部にて新潟県のサッカー普及事業に従事。その後、2018年Albirex Singapore PTE LTDに転職し、バルセロナ事業を担当。同2018 年に日本支店を設立し、日本国内を中心に活動。スポーツ業界を中心とした「世界で戦う国際人」の育成に全力を注いでいる。

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アルビレックス新潟バルセロナで働き始めたきっかけは?
社会人1年目の時にアルビレックス新潟のスクールコーチとして勤務していました。当時のアルビレックス新潟シンガポールCEOの是永大輔氏(現アルビレックス新潟代表取締役社長)とはバルセロナへの留学中に出会い、それ以降何度か話をする機会があったのですが、新潟で再会した時にバルセロナ事業の前任者が退職するとのことで声をかけていただきました。2018年に勤務を開始し、日本を拠点に説明会の開催と留学希望者へのサポートを行っています。

サッカーを始めたきっかけを教えて下さい。
父の仕事の関係で新潟に住むことになり、「アルビレックス新潟」というプロクラブがあるということを知り、試合を観に行きました。毎試合4万人の観客が集まり、老若男女が熱狂するスタジアムの雰囲気に魅了され、 ピッチで躍動する選手たちに憧れたのがサッカーを本格的に始めるきっかけです。

アルビレックス新潟バルセロナはいつ設立されたのでしょうか?
2013年8月から1期生のシーズンがスタートしました。

立ち上げたきっかけは何でしょうか?
「サッカーを通じて世界で活躍する国際人を育成する」という思いで設立され、「サッカー選手を目指さないサッカー留学」という新しい形が話題になりました。プレイヤーとしてのサッカー留学はいくつかあるのですが、選手以外にもサッカーに関わる仕事は沢山あり、それを目指す方も少なくはありません。留学を通じて様々なことを経験し、日本だけでなく世界中どこでも活躍できる若者を育成していきます。

どのような活動を行っていますか?
44週間の留学プログラムで「ビジネスカリキュラム・語学・サッカー」が軸になります。前期ではスポーツビジネス講座、指導者講座、メディア講座といった様々なジャンルの講座を全44コマ受講し、各ジャンルのプロによる講義を通じ、サッカーを仕事にするための知識や経験を積んでいきます。後期では、一番興味のある分野を選択し、より深掘りして学べる講座や実習を用意しています。また、現地の語学学校で月〜金曜日、1日3時間のスペイン語の学習を行います。希望制ですが、アルビレックス新潟バルセロナに所属し、カタルーニャ州4部リーグにてプレーすることも可能です。短期・中期での留学や企業や学校向けの短期研修、プレーにフォーカスした技術留学もコーディネートできます。

留学プログラムの対象年齢を教えて下さい。
「参加条件は18 歳以上の健康な男女」となります。サッカー業界で働きたいと思っている方は皆さま大歓迎です!女性の卒業生も多数います。

サッカー留学を通してぜひ学んで欲しいことは?
留学に行ったからこそ受講できる講座や経験できるプログラムを用意していますので、それらを通じて皆さんの目で世界のリアルを感じていただきたいです。それ以外にも自分の足で一歩を踏み出したからこそ身に付く、その人にしか持っていない武器を身につけて世界で活躍する人材になって欲しいです。

アルビレックス新潟バルセロナとしての目標をお聞かせください。
サッカー業界はもちろん、様々な業界で先頭に立ち、日本だけではなく世界各国で活躍するような人材をこれからも数多く輩出していきたいです。「アルビレックス新潟バルセロナ=世界を巻き込むトップレベルの人材育成機関」というような立ち位置を目指しています。そのためにもプログラムの質をさらに向上し、より多くの方に参加していただきたいです。私もこの留学をしたことで人生が変わったといっても過言ではありません。「この留学と出会ったことで人生がより豊かになった」と沢山の方に思っていただきたいです。