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2019.12.06

写真提供:cote26 コップに入ったソーダ

糖尿病の発生率上昇に対抗する最新の動きとして、シンガポール保健省は非常に不健康な甘い飲み物の広告を禁止する世界初の国になると発表した。「あまり健康的ではない」と見なされた製品には、栄養および糖度を示すラベルを表示する必要があり、非常に不健康と見なされたものは、放送、誌面、オンラインを含むすべてのメディアプラットフォームでの広告表示が一切禁止となる。

政府は「消費者の嗜好に影響を与える広告の削減を目的としている」と発言し、 世界初の取り組みだと述べた。また、砂糖税、砂糖禁止令の可能性も検討しているとも付け加えた。「私たちは、SSB(砂糖入り飲料)製造業者に、より少ない砂糖で製造するように再調整することを検討するよう促します」と述べている。政府は近日中に業界からのフィードバックを得て、来年には対策の実施方法と詳細を発表すると述べた。

国際糖尿病連盟によると、シンガポールでは成人の13.7%が糖尿病で苦しんでおり、先進国の中でも高い割合の1つだ。

出典:COCONUTS