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2019.11.01

夫の仕事の都合で来星している奥様は、配偶者ビザといわれる「Dependant’s Pass(DP)」保持者です。日本ではバリバリ働いていたけど、海外で働くのは自身がない、どうしたらいいかわからない、と具体的に見えない不安を抱いて諦めている方々も多いのだとか。そんな悩みを解消して、シンガポールでお仕事はじめてみませんか?今回は、実際にシンガポールで働いている方々にお話を伺いました。
※写真はイメージです。

今回参加された3名をご紹介

Aさん
来星歴:2年9カ月
年齢:50歳
お子様:なし
現職に就くまでのブランク期間:約2年
現職の業種:金融(保険)
勤務形態:パートタイム、週3日勤務
8:00~16:00、残業はほぼなし
※業務上の都合により週4日または週5日勤務もあり

Bさん
来星歴:2年半
年齢:37歳
お子様:1人(4歳)
現職に就くまでのブランク期間:4カ月
現職の業種:人材紹介
勤務形態:フルタイム
8:30~17:30、残業なし

Cさん
来星歴:15年7カ月
年齢:48歳
お子様:2人(17歳、12歳)
現職に就くまでのブランク期間:15年
現職の業種:メディア(編集)
勤務形態:フルタイム
9:00~18:00、入稿前に残業あり(2~4日) 

質問にお答えください!

まずはじめに。シンガポールで働きはじめた“きっかけ”を教えてください。
Aさん :来星当初は体調を崩していたのですが、徐々に安定してきたので、「社会に出て当地のことをもっと知りたい」と思いはじめました。
Bさん:シンガポールで暮らしていくことを考えた時に、子どもの学費が結構かかるということに気付いたからです。
Cさん:来星時は子どもも小さく、ましてや海外で働くことは考えていませんでした。長男の高校進学を機に決断しました。

仕事はどのように探しましたか?また、現職を選んだ決め手は何ですか?
Aさん :経験を活かせる職もありましたが、希望する働き方に合う仕事は見つかりませんでした。グッドジョブクリエーションズでの面談時には、興味ある提案をしてもらい、不安なことや家庭の事情などを相談しながら探していただきました。現職の決め手は、たくさんあります。企業風土に共感する部分があったことや、勤務日・勤務時間についてフレキシブルな対応が可能なことなど。具体的な仕事の内容が聞け、1時間の面接の中で安心感を得たことにあります。
Bさん:複数の人材紹介会社へ登録をし、自分で興味のある企業のHPをリサーチしました。2カ月程かけて20社に履歴書を送り、面接にも10社くらいは行ったと思います。子育てと仕事の両立に理解があったのが一番の決め手でした。
Cさん:数社のエージェントに登録しました。求人は大手日系企業も多く驚きました。1社面接を受けましたがそこはご縁がなく。現職は友達の紹介ですが、今までにやったことがないことに興味があり決めました。

言葉の問題、英語についてはどう感じていますか?
Aさん :業務内容にもよりますが、社外的には8割が日本語、社内的には日本語6割で英語が4割くらいでしょうか。会話は得意ではありませんが、だんたんと互いを知り周囲の理解や協力を得ることでき、コミュニケーションがスムースになっていくように感じます。
Bさん:仕事を探すにあたって、言葉ができないことで応募できない企業もあるので、英語が話せることに越したことはないと思います。ただ、英語ができなくても応募できる求人もたくさんあるものだなと感じています。
Cさん:エージェント登録時には、簡単な英語の筆記と会話のテストを受けました。在星歴は長くても日本人コミュニティに浸っていたので英会話レベルはかなり低く……。それでも数社の紹介があり、びっくりしました。オフィスにはローカルスタッフもいるので、英会話の練習をさせてもらっています。

家庭(子育て)との両立について、教えてください。
Aさん :パートタイムの仕事は夫の提案で、いまでもとても協力的です。オフィスでは、同僚が帰宅を後押ししてくれるので、時間内に精一杯集中するという働き方が身に付きました。また子どもがいる家庭でも、学校行事や家族の体調によって急な在宅勤務もでき、無理がない働き方になっていると感じます。
Bさん:子どもは保育園(チャイルドケア)に預けています。夫の勤務形態がフレキシブルなのと、自身も勤務時間を柔軟に対応してもらい、保育園からの急な呼び出しや行事などにも対応できています。
Cさん:私が働き出してからは、在宅勤務が可能な夫と家事分担をしています。子ども達も大きくなると病気も減り、兄弟で何でもやってくれるので家族で助け合ってるという形です。職業柄、忙しい時期がはっきりしているので予定が立てやすいです。

これから働こうと考えている方へのアドバイスはありますか?
Aさん :「自分に都合の良いパートタイム職」をあてもなく探していましたが、一歩動き出しエージェントに相談してみると、多様な求人があることに驚きました。まずは相談をしてみることをお勧めします。ご自身が考える譲れることと譲れないことがあると思うので、家庭の事情や希望に沿った働き方を見つけて、より充実したシンガポールライフを送っていただきたいと思います。
Bさん:DPを持っているだけでアドバンテージだと思います。臆することなく活躍いただきたいと思います!
Cさん:仕事をはじめてから問題が生じたら、その時に家族と(または上司と)解決策を考えればいいと思います。新たな環境で様々な人と出会い、たくさんの経験を得ることができます。我が家だけかもしれませんが、夫とのマンネリな会話にも幅が広がるかも……。

参加者の皆さん、ありがとうございました。

Good Job Creationsからのアドバイス!

人材紹介会社に登録する前に、日本語のもののみでも結構ですので、事前にご自身で履歴書・職務経歴書を作っていただくことをお勧めします。そうすることによって、ご自身のキャリアを見つめ直すことができ、ご自身の仕事探しの軸をはっきりさせることが出来ます。私達は皆様の今後のキャリアプランや現在の状況をしっかりお伺いし、ご希望に叶う就職をお手伝いいたします。まずは、お気軽にお問い合わせください!

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