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2016.12.28

盛り上がるシンガポールのアート。世代を問わず、あらゆるジャンルのアーティストが頭角を現している。ここでは特に活躍が期待される個性派を厳選して紹介する。

デビー・ディン Debbie Ding

「Shelter」(2016 年)

「Shelter」(2016 年)

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シンガポールの典型的なハウスホールドシェルターのレプリカを、アートに昇華させた「Shelter」。手がけたDebbie Ding はシンガポールとイギリス・ロンドンが拠点の若手アーティストだ。多くのシンガポールの家庭に備えられたハウスホールドシェルターを目にし、独特の空間だと感じたことが本作着想の元。物置として、寝室として、はたまた子どもの秘密基地として。この小さな部屋をどの様に使いたいかと、受け手に無言の問いを投げかける。

スーザン・ビクター Suzann Victor

「Wings of a Rich Manoeuvre」(2016 年)
Suzann Victor

「Wings of a Rich Manoeuvre」(2016 年) Suzann Victor

「Chin Fan for Swarovski」

「Chin Fan for Swarovski」

息を飲む輝きの14000 個のスワロフスキークリスタル。「Wings of a Rich Manoeuvre」は、シンガポー ル生まれのSuzann Victor によるインスタレーション。現在はオーストラリアのシドニーをベースに活動している注目の存在だ。小波のように左右に揺れ、一瞬一瞬表情の異なる光を放つ。ゆっくりと心地よい一定の動きのリズムで動き、観る者の心を捉える。

リー・シン・リー Lee Xin Li

「People's Park Complex」(2016 年)

「People’s Park Complex」(2016 年)

「Makan」(2016 年)

「Makan」(2016 年)

シンガポール国立大学の卒業生で、建築を学んだバックグラウンドを持つLee Xin Li。自身が育って来た環境で得たインスピレーションを、1 つのイラストレーションに仕上げる。文化や食、建築、歴史など経験全てを投影させ、シンガポールの内側から見た世界観を軽快に表現するセンスが注目されている。「People’s Park Complex」は日本人なら「おっ」と懐かしさを感じるようなキャラクターの姿も。シンガポール愛がストレートに伝わる作風が魅力。

リム・スー・ニー Lim Soo Ngee

「Inscription of the Island」(2016 年)

「Inscription of the Island」(2016 年)

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サイズ250×500×300cm の彫刻 「Inscription of the Island」。Lim Soo Ngee はシンガポールを中心に、精力的に創作活動に取り組むベテラン彫刻家だ。人間の心の奥底に訴えかけるメッセージを込めた作品を次々と発表しており、それぞれが観る者に与えるファーストインパクトの強さも特徴的。屋外展示も多く行っており、公共の場で広く親しまれる作品も。外出の際、偶然作品を目にする機会も多いアーティストの1 人。