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2016.10.04

多民族国家のシンガポールには、バラエティ豊かな朝食メニューがあり、定番と言ってもメニュー数は幅広いので、食べ飽きることもないのが魅力的! 朝は近所のホーカーで、またはテイクアウトしてオフィスで食べるという習慣も日本とは異なるところ。まずは、シンガポール人に「シンガポールの朝食と言えば?」と聞いて思い浮かぶ定番メニューを紹介。


1. カヤトースト&半熟卵 (Kaya Toast & Half boiled eggs)

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カヤトーストは、さくっと焼いた薄切りトーストに、ココナッツ、卵、砂糖で作ったカヤジャムを挟んだ超定番の朝食。ローカルカフェには半熟卵とコピ(ローカルコーヒー)のセットがあり、半熟卵は好みでソースと胡椒を加えて食べる。店によってカヤジャムの風味が異なり、有名チェーン店や老舗店は自家製カヤジャムが人気。


2. エコノミカルビーフン (Economical Bee Hoon)

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 HDB 下のホーカーで朝から営業している店が多い。S$ 2~と安く、ビーフンや麺の種類、魚のすり身団子や目玉焼き、野菜の炒め物などトッピングが選べるので、空腹具合にあわせて自分で調節できる。チリソースを足せば朝からパンチのある朝食に!


3. 油条(ヨウティアオ)&豆乳 (Youtiao & Soya bean) 

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ドリンクスタンドや専門店で買える豆乳は朝食にぴったり。油条はさくっとした食感の揚げたてがおいしいので、できればテーブルのある店で熱々の豆乳やお粥と一緒に味わいたい。


4.フレンチトースト (French Toast)

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食パンで作る柔らかい食感のローカル風フレンチトースト。朝はパン派、でもドライなトーストは苦手という人にはこちらがオススメ。濃い目のコピにあわせてローカル&ウエスタンスタイルのミックスを。


5. ナシレマ (Nasi Lemak)

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マレー料理の中でも手軽に格安でいただける1 品。ココナッツライスにコクのあるチリソース、キュウリ、ピーナッツなどが付く。ココナッツライスはあっさりとした風味なので、朝食にぴったり。テイクアウト用は三角形に包んだ状態で売られている。


6. チュイクエ (Chwee Kueh)

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お米をつぶして小さな専用の器に入れて蒸した中華系の朝食。干しエビと塩漬けの野菜を細かく切ったものを炒めて醤油、チリソースで味付けしたトッピングがかかっている。


7. スンクエ (Soon Kueh)

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潮州の朝食メニューで、タケノコやしいたけなどを包んで蒸したもの。もちっとした皮の食感は冷めても健在。とろみのある濃い目のしょうゆとチリソースをかけていただく。ここ数年で販売する店舗が少なくなっているので、見かけたら試してみよう。


8. ロティプラタ (Roti Prata)

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フードコートや路面店で提供することが多いインドクレープ。チーズや卵などを混ぜて焼くこともでき、小さな器に入ったカレーにつけていただく。油をたっぷり使って鉄板で焼くので朝食にしては少しヘビーな1 品。


9. パウ  (Pau)

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豚まん、チャーシューまん、あんまん、カスタードまんなど、各種餡を包んで蒸した、日本のコンビニでもおなじみの朝食。1個S$0.50 ~とリーズナブルでテイクアウトでも食べやすく、手軽さはナンバーワン!


ドリンク

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コクのある味と香りのローカルコーヒーやミルクティーをあわせれば、シンガポールの定番朝食も完璧。年季の入ったドリンクスタンドでのテイクアウトはホットドリンクもビニール袋に入れる習慣が残っているので、オフィスに持っていく場合は要注意……

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