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2016.07.25

連載コラム「実花のBEAUTY OBSESSION ~美のはまり道~」では、体の内側と外側から美を追求し、在星女性にプレミアムなビューティ講座を展開している美容研究家の実花さん。今特集では、日々シンガポールの陽射しに晒されながら頑張る男性読者に向けて、とっておきの肌ケアについて教えてもらった。


男性が肌の手入れをすることは、衣服の身だしなみ同様、自分の好感度をあげるために絶対避けられない大切な要素です。

歳を経るごとに増えていくしわやしみやたるみ・・・・・・。男性だって疲れた肌でいるよりは、いつまでも清潔感あふれる若々しい肌でいたほうが、女性が受ける印象だってさわやかだし、ビジネスの成功のチャンスも広がります。今からでも遅くありません。10年後、20年後の自分を見据えて、今からきちんとお手入れを考えましょう。

さて、男性の肌は、女性の肌よりもずっと傷みやすいと言われています。それは毎朝欠かせない髭剃りのせい。髭を剃ることによって肌の角質がそぎ落とされるため、肌表面のバリアが壊れ、内側から水分や潤い成分が失われがちに。男性の肌を女性の肌と比べると皮脂量が多いのに水分量が少ないといわれるのもこのせいです。男性はギトギト皮脂のケアにばかり目がいきがちですが、エイジングケアのためには洗顔後、肌に美容液などでたっぷりと保湿をしてあげることがとても大切。たまにはシートパックなどをして集中的に潤いを補給してあげるのもいいでしょう。いろいろ塗るのは面倒臭いという人にはオールインワンなどもあります。最近はメンズ化粧品も充実してきているので、きちんと自分で出向いて(女性任せはダメですよ!)自分に合ったものを自分の目で選びましょう。

それと、男性は化粧をしないので、日焼け止めを塗る習慣がないのも肌にダメージが大きい原因の一つ。

毎日の髭剃りで角質が傷んでいるところに、紫外線をまともに受けることで、肌のコラーゲンが破壊され、しみやしわ、たるみの大きな原因に。紫外線の強いシンガポール、ゴルフや外回りの営業の前にはきちんと日焼け止めローションを塗る習慣を身につけましょう。いちいち塗るのが面倒だったら、最近は手軽なスプレータイプの日焼け止めもあります。よく手入れされた肌はワンランク上の男の証!。今からでもお手入れ始めましょう。


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実花

美容業界誌のライターを経て女性誌「Voce」の美容ライターに。コスメマイスターの資格を有し、化粧品や美容業界の最新知識を持つ。体の内側から若さと美を創り出すインナービューティとアンチエイジングを提唱する美容研究家。シンガポール在住、J+PLUS(ジェイプラス)の美容ライター。