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2017.01.05

海外で仕事や生活をする日本人が気になるのが、病気やケガ、薬や予防接種など。日系医療機関「ジャパングリーンクリニック」が、日本を離れて暮らす在留邦人のご参考のため、同クリニックの診療経験を踏まえて、日本人に見られる病気やケガなどさまざまな医療と健康管理のお話をお届けします。


正しいマスクで手軽な予防対策を

日本ではインフルエンザが流行する季節ですが、予防のために手軽にできることとして、正しいマスクの着用やうがい、手洗いを徹底することが挙げられます。今回はマスクについてご説明します。今冬に帰国される方、また、シンガポールでの生活でも、ご参考になさってください。

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現在主流のマスクは不織布という素材でできています。不織布の場合は、繊維を特殊な方法でからみ合わせて布状にしています。通気性に富み、小さな粒子も防ぐ他、値段が安い、軽い、サイズが多様、使い捨てできるので衛生的という複数のメリットがあります。不織布のマスクには主に3 種類あります。

プリーツ型…フィット感がある、軽いのでしゃべりやすい、呼吸が楽にできる
❷立体型…顔の形にフィットする、マスクと口の間に余裕があるのでしゃべりやすく、呼吸が楽
❸カップ型…密着するので空気がもれない、ウイルスなどの進入を防ぐ意味では最も効果的

*この中でもプリーツ型は、現在最も多く使用されている型で、薬局やスーパーでもよく市販されています。

プリーツマスクの構造

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プリーツ型マスクには裏表、上下があるのをご存知でしょうか。この裏表を間違えると、プリーツの中にウイルスが溜まって逆効果になる可能性がありますので、マスクの裏表・上下は必ず確認するようにしましょう。見分けるポイントは2点あります。1点は耳にかけるゴムの取り着け面を確認することです。
ほとんどのマスクは外側にゴムが取り着けられていますので、ゴムの取り着け面を見れば一目瞭然です。しかし、メーカーによっては必ずしもそうではないので、もう1点確認する必要 があります。それは 「プリーツの向き」です。プリーツ、つまりマスクのヒダが 下向きになっている面が外側となります。

プリーツマスクの上下は簡単に見分けることが出来ます。マスクの上となる方向には鼻周りの隙間を調整するための針金が付いています。
以上を踏まえてマスクを正しくつけましょう。


マスクの正しいつけ方

  • マスクをつける前に手を洗う
  • マスクの表裏
  • 上下を確認
  • マスクの口に当たる部分に触れないように、マスクを顔に装着する
  • 針金を鼻に当て、鼻をつまむように調整する(出来るだけ隙間がなくなる様に)
  • マスクを広げて、顎の先まで覆う(広げ過ぎて頬に隙間が出来ない程度に)
  • 鼻・頬・アゴの隙間を無くすように押さえる

マスクには正しい着け方があることは前述した通りですが、実は外し方にも注意が必要です。マスクには1日分のウイルスや雑菌などがびっしりと付いています。適当に捨てたり、机などに不用意に置いたりして良い物ではありません。マスクを正しく外さないと、手や口にウイルスが付着したり、家の中にウイルスをまき散らすことにもなりかねません。

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マスクの正しい外し方

  • マスクはヒモ部分を持って外す(プリーツ部分には極力触れない)
  • マスクは袋に入れて密封して捨てる(もしくは蓋つきのゴミ箱へ)
  • マスクを外したら手をしっかりと洗う

マスクは正しく着けてもウイルスの除去効果は40 %程度と言われ、残りの 60 %は顔とマスクの隙間などから入ってしまいますが、正しくつけられないとこの効果はさらに下がりますので、マスクの正しいつけ方は非常に重要です。マスクの効果を最大限得られるように、正しいつけ方と外し方は覚えておきましょう。

情報提供先:ジャパングリーンクリニック

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